ヨーロッパの景気が減速へ(2019年に)
日経新聞(2019/2/8)に、「欧州景気、減速鮮明に」という記事がありました。
おりあーは個別株のことはよくわからないので、世界全体の株式に投資する投資信託をつみたてNISAで購入中です。
なので、世界経済の大きな流れを把握することを目的に記事を書いています。
欧州、景気の減速懸念
記事によると、欧州委員会は2019年の実質経済成長率の見通しを、前回(2018年11月の見込みから0.6%低い1.3%へ大幅下方修正しました。
と言われても、難しくてよくわかりませんね(笑)
なんとなくですが、ヨーロッパの経済が期待したほど良くならなさそう、という趣旨がくみ取れます。
その理由については、簡潔に要約すると、
・EUのけん引役のドイツが伸び悩んでいる
・イタリアがもう既に景気後退入りしている
・イギリスがEU離脱したらどうなるのか不安
ということのようです。うん、これは先行き良くないですね( ;∀;)
ドイツ経済はEUのけん引役ですが、主要輸出先が中国です。
以前の記事で述べましたが、中国経済も減速の兆候があるので、必然的にドイツも景気が悪くなりそうです。
イタリアは昨年の後半(おりあーが被災+家を追い出されている間)に勝手に景気後退に入っていました。言ってくれよ…
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(車のメーカー)の新車販売台数も
落ち込んでいます。
おりあーはフィアットっというイタ車(痛車じゃないよ)が好きです。
フィアットの歌まで作ったことありますからね。(フィアット持ってないけどね)
そしてイギリスのEU離脱ですが…。これが一番大きな不安要素ですよね。離脱の落としどころを偉い人たちで探っているところです。
もし離脱が決定すれば、市場への影響は大きいでしょう。一気に悲観ムードになります。
短期的な影響だけではありません。それまで関税がなかったイギリスの輸出に関税がかかることで、輸出産業はダメージを受けます。イギリスはEUの中で2番目に大きな経済規模ですから、EU全体に影響が出るのは間違いないでしょう。
もちろん世界投資にも影響は出てくる
ということで、今年はヨーロッパの経済は何となく減速しそうです。
中国頼みのドイツは、中国の景気減速でダメージを受ける。
そして、イギリスは(可能性ですが)EU離脱でダメージを受ける。
経済大国のドイツ・イギリスが不調となれば、苦しいですね。
おりあーの所有するslimオール・カントリーでも、イギリス、フランス、ドイツの3国だけで10%ほど占めているので、影響が出てくるかもしれません。
もっとも、結局たんたんと積み立てていくだけなので結果には影響しませんが、下がった時に「ああ、ヨーロッパが不調なんだなあ…。まあ何とかなるだろう」くらいに思って納得したいと思います。
欧州・中国と景気が減速気味ということで、全体的にリセッション入りしそうな地合いになってきてはいますが、何とか継続して投資していきたいですね('ω')ノ
2019.3.6修正