長期投資家が増えている
日経新聞(2019/2/14)によると、つみたてNISAの口座開設数が100万口座を越えたそうです。
100万口座開設!
つみたてNISAは2018年1月から始まりましたので、1年で100万口座を越えたことになります。100万口座っていう数が多いのか少ないのかピンときませんね(;'∀')
人口がだいたい1億3000万人とすると、130人に1人は開設しているってことになりますか。(通常NISA除く)
比較対象がなくて微妙ですけど、まだまだ投資に嫌悪感を抱かれる日本でこの数字なら多い方なんじゃないでしょうか(適当)。
世代別で投資家をみると、20~40代で7割を占めているそうです。
やはり、人生100年時代を考える人たち増えてきたのでしょうね。年金に危機意識を持っている側面もあるのかもしれません。
商品の保有期間も長くなっている
また、今日の日経新聞(2019/2/18)によると、個人が投資信託を保有する期間が長くなっているようです。
2018年は平均3.4年だったそうです。これは2008年依頼10年ぶりの長さだそうで、その理由として、現役世代の間で長期間をかけて投信で資産を形成しようとする動きが広がっていることが挙げられます。
まさに、おりあーやこのブログをご覧のみなさまのことですよね。
このように制度の後押しもあって、これから長期投資が活発(って言い方もおかしいですけど)になっていくような雰囲気です。
でも、それってここ10年くらいの環境が良かったからですよね?
景気後退が起こったらどうなるのでしょう?
これからはどうなる?
リスクをとって投資をするわけですから、高いリターンを期待するのが普通でしょう。しかもここ数年は買って放置するだけで相当な利益が得られました(早めに投資しとけばよかったのに…(-.-)
ですが、これから何年かはここまでリターンが良くならないでしょう(適当な予言)。
去年(2018年)でアメリカの強気相場が止まってしまった感があります。今年も米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱に関する混乱で、世界レベルでの景気後退が懸念されます。
つみたて投資(ドルコスト平均法)は下落相場でもコツコツ買い増すことで将来的にリターンを確保する手法です。だから、下落相場でも気にしないで継続する胆力が必要になります。
短期で高いリターンを期待している投資家が多いのであれば、もしかしたら途中で挫折するかもしれません。というか、含み損になってきたら売っちゃう人が多いんじゃないかと思います。
重要なのは、いかにして継続するかですね。お金がなくなったり自信がないときは積み立てをストップしてもいいと思うんです。途中で銘柄を変えたくなったら銘柄変えてもいいと思うし。
でも、長期投資は継続して意味があるものなので、自分を制して乗り切りたいですね。
という自分へのメッセージでした(笑)