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投資信託の直接販売の動きが加速してるらしい

本日の日経新聞(2019/2/5)に、投資信託の個人への直接販売の動きが加速しているという記事がありました。

直接販売の動きが加速へ 

記事によると、大手運用会社が販売時の手数料をゼロにした投資信託の直接販売に乗り出す、あるいは乗り出しているそうです。

 

三井住友アセットマネジメントは、直販そのものはこれまでもやっていたけどインデックス型が中心でした。が、2月5日から日本株のアクティブ型投信を直販するそうです。

 

ちなみにこの投信、銀行などの窓口で買うと手数料が3%かかるそうです。

 

 

( ゚Д゚)高っ!!

 

 

また、記事中に三菱UFJ国際投信(eMaxisシリーズの運用会社ですね)は、今年度内にも直販を始める、とのことでした。今年度ってあと一カ月しかないけど…

 

増える優良商品

実は私もあまりイメージがつかめないのですが、直販とは、銀行や証券会社を通さないで、運用会社が直接ネットなどで個人投資家に投信を販売すること、らしいです。売りやすさを優先する販売会社の意向に左右されず、個人の長期視点に立った投信を提供できるわけですね。

 

日本では、販売会社が主導して、テーマ型と呼ばれる短期志向の投信が多く設定されてきましたが、高コストのわりに顧客の利益にならないボッタクリ商品ばかりでした。それで金融庁が是正に動いているわけですね。

 

今回の動きもそれに合わせたものだと考えられます。

 

で、いいことなのか?

上記の三井住友のように、3%の手数料がはぶけるなら素晴らしいことですね。

 

アクティブもちょっといいかも、って考えてたので、少し検討してみましょうか。誰か情報を下さい(まて

 

ちょっとわからないのは、三菱国際のケース。例えば私は楽天証券で何の不自由もなくeMaxis Slimオールカントリーとかを買ってるわけです。購入手数料もかかってません。

 

不便や手数料が高いと感じている人っていないと思うのですが、あえて直販する意味ってあるのでしょうかね?銀行としての顧客へのチャネルを持ってるのに、それを犠牲にしてまで自分たちでやるのには何か意味があるのでしょうか…?

 

信託報酬がもっと安くなるとか?サイトで運用者のブログが読めるとか?それとも限定商品とか…?うーん…。

 

ということで私の勉強不足が全面に出てしまいました、ごめんなさい。
でも、こういうこと考えてると勉強になります。もっといろいろ考えよう…

 

いずれにしても、長期運用では「低い手数料」と「分散投資」が重要になると思いますので、手数料が低くなる今回のような動きは個人投資家としてとても歓迎すべきことだと思います。

 

販売会社はますますノルマがきつくなるかもしれません。

 

ああそうか、窓口の販売で買う(ネットやらない)人が段々いなくなってるから直販に舵を切ってるのか…